総合問題
介護福祉士「服薬・体調変化」の問題
【事例】Hさん(80歳・女性)はアルツハイマー型認知症があり、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)で暮らしている。長年、家庭で料理や畑仕事をしてきた。最近は元気がなく、日中もぼんやり過ごすことが増えた。あわせて食欲が落ち、ふらつきもみられるようになった。介護職の対応として、最も適切なものは次のうちどれか。
1急な変化を認知症の進行と決めつけ、看護職などに特に相談せず、これまでどおりの生活を続けてもらうことにする。
2ふらつきは気のせいと考え、転倒しても仕方がないとして特に対応しない。
3食欲が落ちているので、無理にでも全量を食べてもらうことを最優先する。
4元気のなさ・食欲低下・ふらつきを記録し、看護職や医師に報告して原因の確認につなげる。
5家族に心配をかけたくないので、体調の変化は伝えずに様子をみるのがよい。
正解
4.元気のなさ・食欲低下・ふらつきを記録し、看護職や医師に報告して原因の確認につなげる。
急な体調変化は、脱水・感染・薬剤の影響・身体疾患・せん妄などの可能性があり、介護職は観察結果を記録・報告して医療職の評価につなぐことで、早期の対応と転倒・重症化の予防に貢献する。
?選択肢ごとの解説
1 ×変化を認知症の進行と即断せず、まず報告して原因を確認すべきである。
2 ×ふらつきは転倒の危険があり、観察と対応・報告が必要である。
3 ×無理な全量摂取は誤嚥等の危険があり、原因確認が先である。
4 ○急な体調変化は、脱水・感染・薬剤の影響・身体疾患・せん妄などの可能性があり、介護職は観察結果を記録・報告して医療職の評価につなぐことで、早期の対応と転倒・重症化の予防に貢献する。
5 ×体調変化は家族や医療職に共有すべきで、伏せるのは適切でない。
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