総合問題
介護福祉士「褥瘡予防」の問題
【事例】Gさん(35歳・男性)は交通事故による脊髄損傷で車いすを使用し、障害福祉サービスを利用して一人暮らしをしている。日中は就労継続支援を利用し、『仕事を続け、できることは自分でやりたい』と話している。長時間車いすで過ごすGさんの褥瘡予防として、最も適切なものは次のうちどれか。
1感覚が鈍くても本人が痛みを感じていなければ問題はないので、座ったままの姿勢を長く変えなくてもよいとする。
2褥瘡は寝ている人だけにできるため、車いす利用者には予防の必要はないとされる。
3皮膚に発赤ができたら、血行を促すために強くこすってマッサージするのがよい。
4クッションの使用や姿勢を変える時間は気にせず、本人の好きにさせておけばよい。
5定期的に座り直しやプッシュアップで除圧し、クッションを用いて皮膚の状態を観察する。
正解
5.定期的に座り直しやプッシュアップで除圧し、クッションを用いて皮膚の状態を観察する。
脊髄損傷では座位でも臀部に持続的な圧がかかり、感覚障害により褥瘡に気づきにくいため、定期的な除圧(座り直し・プッシュアップ)、除圧クッションの使用、皮膚の観察が予防に欠かせない。
?選択肢ごとの解説
1 ×感覚が鈍いからこそ気づかぬうちに褥瘡が進むため、姿勢を変える必要がある。
2 ×褥瘡は座位でも生じ、車いす利用者にも予防が必要である。
3 ×発赤部を強くこするのは組織を傷め逆効果で、除圧が基本である。
4 ×クッションや除圧の時間は重要で、無配慮でよいわけではない。
5 ○脊髄損傷では座位でも臀部に持続的な圧がかかり、感覚障害により褥瘡に気づきにくいため、定期的な除圧(座り直し・プッシュアップ)、除圧クッションの使用、皮膚の観察が予防に欠かせない。
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