総合問題
介護福祉士「移乗介助」の問題
【事例】Bさん(78歳・男性)は脳梗塞による右片麻痺があり、要介護3で在宅生活を送っている。妻と二人暮らしで、訪問介護と通所リハビリを利用している。最近、立ち上がりや移乗の際にふらつきがみられる。本人は『できることは自分でやりたい』と話している。 立ち上がりや移乗でふらつくBさんへの移乗介助として、最も適切なものは次のうちどれか。
1健側の力を活かせるよう声をかけ、見守りと必要な支えで安全に移乗する。
2危ないので本人には何もさせず、介助者が毎回全身を抱え上げて移す。
3早く済ませるため、ふらついても急いで一気に立たせて移乗を終える。
4ふらつくのは本人の努力不足とみなし、支えずに自分だけで立たせる。
5転倒を予防するという理由から、Bさんを一日じゅうずっと車いすに座ったままにしておき、自分で立ち上がる機会そのものをなくしてしまう。
正解
1.健側の力を活かせるよう声をかけ、見守りと必要な支えで安全に移乗する。
残存する健側の機能を活かして本人にできる動作を促しつつ、ふらつきには見守りと最小限の支えで備えることで、安全と自立を両立できる。
?選択肢ごとの解説
1 ○残存する健側の機能を活かして本人にできる動作を促しつつ、ふらつきには見守りと最小限の支えで備えることで、安全と自立を両立できる。
2 ×全介助で本人に何もさせないのは残存能力を奪い、自立を妨げる。
3 ×急いで一気に立たせるのは転倒の危険が高く、安全に反する。
4 ×支えずに立たせるのはふらつきによる転倒を招き、危険である。
5 ×立つ機会を奪うのは廃用を進め、本人の意向にも反する。
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