総合問題
介護福祉士「膀胱留置カテーテルの観察」の問題
【事例】Nさん(82歳・女性)は膀胱留置カテーテルを使い、尿をためる蓄尿バッグをベッドわきに下げている。介護職が日常の見守りを行うなかで、安全に過ごせるよう配慮する。 Nさんへの介護として、最も適切なものは次のうちどれか。
1尿の流れをよくするため、蓄尿バッグはいつも膀胱より高い位置に持ち上げて置くようにする。
2バッグは床に直接置き、たまった尿は何日もため続けてから、まとめて捨てるようにすればよい。
3管が引っかからないよう、移動のたびにカテーテルを介護職の判断で自由に抜き差ししてよいと考える。
4バッグを膀胱より低い位置に保ち、管の折れや尿の色・量を確かめ、異常があれば看護師へ報告する。
5尿が濁ったり血が混じったりしても気にしなくてよいと考え、特に記録も報告もせずそのままにしておくことにする。
正解
4.バッグを膀胱より低い位置に保ち、管の折れや尿の色・量を確かめ、異常があれば看護師へ報告する。
膀胱留置カテーテルでは、逆流による感染を防ぐため蓄尿バッグを膀胱より低い位置に保ち、管の折れや尿の色・量・混濁を観察して、異常があれば看護師へ報告することが介護職の適切な役割である。
?選択肢ごとの解説
1 ×バッグを膀胱より高くすると尿が逆流し感染の危険が高まる。
2 ×床に直接置くのは不潔で、尿をため続けるのも感染を招く。
3 ×カテーテルの抜き差しは医療行為で、介護職が行ってはならない。
4 ○膀胱留置カテーテルでは、逆流による感染を防ぐため蓄尿バッグを膀胱より低い位置に保ち、管の折れや尿の色・量・混濁を観察して、異常があれば看護師へ報告することが介護職の適切な役割である。
5 ×尿の混濁や血尿を報告せず放置するのは異常の見逃しで危険である。
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