総合問題
介護福祉士「認知症・もの盗られ妄想」の問題
【事例】Oさん(80歳・女性)はアルツハイマー型認知症があり、財布の置き場所を忘れてしまう。見つからないと『あなたが盗ったでしょう』と介護職を疑い、強く責めることが続いている。 Oさんへの対応として、最も適切なものは次のうちどれか。
1盗っていないと強く言い返して誤解を解き、疑うのはやめるようはっきりと叱って正す。
2認知症のせいだと本人に説明し、妄想だから気にしなくてよいと繰り返し言い聞かせる。
3自分が疑われたくないので、Oさんとはできるだけ距離を置いて、ふだんからあまり関わらないようにしていく。
4財布が見つからず困っている気持ちを受け止めて一緒に探し、本人が見つけられるように支える。
5盗っていないことを証明するために持ち物検査を求め、誰が盗ったのかを皆で犯人として捜し出していくようにする。
正解
4.財布が見つからず困っている気持ちを受け止めて一緒に探し、本人が見つけられるように支える。
もの盗られ妄想には否定や説得ではなく、財布が見つからず困っている気持ちを受け止め、一緒に探して本人が見つけられるよう支えることで、安心が得られ訴えが和らぐ。
?選択肢ごとの解説
1 ×強く言い返し叱るのは興奮を強め、関係を悪化させる。
2 ×妄想だと説明し聞き流させるのは本人の不安に応えていない。
3 ×距離を置き避けるのは孤立を招き、ケアの放棄にあたる。
4 ○もの盗られ妄想には否定や説得ではなく、財布が見つからず困っている気持ちを受け止め、一緒に探して本人が見つけられるよう支えることで、安心が得られ訴えが和らぐ。
5 ×持ち物検査や犯人捜しはOさんの混乱と不信を強める不適切な対応である。
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