総合問題
介護福祉士「片麻痺・更衣の介助」の問題
【事例】Nさん(76歳・男性)は脳梗塞の後遺症で右半身に麻痺がある。前開きの上着を着替えるとき、自分で動かせる左手を使いたいと話す。介護職が更衣を手伝う。 上着の着脱の介助として、最も適切なものは次のうちどれか。
1動かしやすい右側から先に袖を通させ、健側である左側から先に脱ぐように手伝っていく。
2本人には手を使わせないまま、着るのも脱ぐのもすべて介護職が手早く行ってしまう。
3着るときは麻痺のある右側の袖から通し、脱ぐときは健側の左側から先に抜くように介助していく。
4健側を先に着せると効率がよいので、左側から袖を通し、右の袖は通さずに羽織らせるだけにしておくようにする。
5麻痺側に配慮して、着るときも脱ぐときも常に右側から行えば問題ないと、本人に伝えたうえで介助していくようにする。
正解
3.着るときは麻痺のある右側の袖から通し、脱ぐときは健側の左側から先に抜くように介助していく。
片麻痺の更衣は『着患脱健』が原則で、着るときは患側(右)の袖から先に通し、脱ぐときは健側(左)から先に抜くと、関節への負担が少なく本人の力も活かして安全に着脱できる。
?選択肢ごとの解説
1 ×着るとき健側の右から通すとあり、患側・健側の前提が誤っている。
2 ×すべて介護職が行うのは残存機能を奪い、自立を妨げる。
3 ○片麻痺の更衣は『着患脱健』が原則で、着るときは患側(右)の袖から先に通し、脱ぐときは健側(左)から先に抜くと、関節への負担が少なく本人の力も活かして安全に着脱できる。
4 ×右袖を省いて羽織るだけでは正しく着られず適切でない。
5 ×着脱とも常に右からでは脱ぐ際に患側を動かしにくく負担が大きい。
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