対人援助関係の基礎
介護福祉士|対人援助関係で利用者の側に生じる『転移』の説明
対人援助関係で利用者の側に生じる『転移』の説明として、最も適切なものはどれか。
1援助者が自分自身の過去の感情を、無意識のうちに目の前の利用者に対して向けてしまう心の動きのこと。
2利用者が住み慣れた場所から別の施設へと、生活の場を移していくことを表す言葉である。
3援助の責任を他の職員へ引き継ぎ、担当を交代する手続きを指している。
4利用者が援助者の助言をなかなか受け入れようとせず、援助関係そのものを拒もうとする態度を示すこと。
5利用者が過去に重要な人物へ向けていた感情を、無意識のうちに目の前の援助者に向けてしまうこと。
正解
5.利用者が過去に重要な人物へ向けていた感情を、無意識のうちに目の前の援助者に向けてしまうこと。
転移は、利用者が過去に親などの重要な人物へ抱いていた感情を、無意識のうちに目の前の援助者へ向ける心の動きである。感情の向かう主体は利用者であり、援助者は冷静に受けとめる必要がある。
?選択肢ごとの解説
1 ×これは援助者側に起こる『逆転移』の説明で、感情の向きが逆である。
2 ×生活の場を移すことは転居の説明であり、心の動きを指す転移ではない。
3 ×担当を引き継ぐ手続きの説明であって、転移の内容ではない。
4 ×援助関係を拒む態度は抵抗などに近く、転移の定義とは異なる。
5 ○転移は、利用者が過去に親などの重要な人物へ抱いていた感情を、無意識のうちに目の前の援助者へ向ける心の動きである。感情の向かう主体は利用者であり、援助者は冷静に受けとめる必要がある。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 最終更新 2026-08-15 · 介護福祉士 過去問 · kaigo-s2-w2-0004
