対人援助関係の基礎
介護福祉士|対人援助関係で生じる『逆転移』の説明
対人援助関係で生じる『逆転移』の説明として、最も適切なものはどれか。
1利用者が過去において重要な人物へ向けていた感情を、目の前の援助者に対して向けて示してしまう心の動きのこと。
2利用者どうしが互いに影響を及ぼし合い、集団の中で感情が次第に伝わっていく現象のこと。
3援助者が自分の過去の感情を、無意識のうちに目の前の利用者に向けてしまう心の動きのことをいう。
4援助者が利用者の立場に立って、その気持ちをありのままに理解しようと努めること。
5利用者が援助者の助言や提案をなかなか受け入れようとせず、援助関係そのものを拒もうとする態度のことをいう。
正解
3.援助者が自分の過去の感情を、無意識のうちに目の前の利用者に向けてしまう心の動きのことをいう。
逆転移は援助者側に起こる無意識の感情で、自覚しないと援助が私的感情に左右されるため、気づいて統制することが求められる。
?選択肢ごとの解説
1 ×これは利用者側に起こる『転移』の説明で、逆転移とは向きが逆である。
2 ×集団内で感情が伝わる現象の説明であり、逆転移の定義ではない。
3 ○逆転移は援助者側に起こる無意識の感情で、自覚しないと援助が私的感情に左右されるため、気づいて統制することが求められる。
4 ×これは共感の説明であって、無意識の感情である逆転移とは異なる。
5 ×援助関係を拒む態度は抵抗などに近く、逆転移の内容ではない。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 最終更新 2026-08-15 · 介護福祉士 過去問 · kaigo-s2-w1-0003
