対人援助関係の基礎
介護福祉士「観察による情報把握」の問題
対人援助における利用者の『観察』の意義に関する説明として、最も適切なものはどれか。
1観察とは利用者の欠点や問題行動だけを記録し、注意点を一覧にまとめる作業のことをいう。
2観察によって得られた情報は援助者の主観に過ぎないので、援助の手がかりとしては用いないほうがよいとされる。
3観察は検査機器を使うときに限られ、日常の関わりの中では行えないものとされている。
4言葉だけでなく表情や動作などの様子も意図して見て、利用者の状態や思いを理解する手がかりにすること。
5観察した内容は援助者の心の中の印象としてとどめておき、記録や他の職員との共有はしないほうがよいとされている。
正解
4.言葉だけでなく表情や動作などの様子も意図して見て、利用者の状態や思いを理解する手がかりにすること。
観察は、言葉による訴えだけでなく表情・しぐさ・姿勢・顔色などの非言語の様子を意図して見て、利用者の状態や思いをとらえる援助の基本である。言葉にならない変化に気づく手がかりとなる。
?選択肢ごとの解説
1 ×欠点や問題行動だけを記録するのは観察の一面に偏り、良い変化や強みを見落とす。
2 ×観察情報は主観に過ぎないとはいえず、根拠ある援助の重要な手がかりになる。
3 ×観察は機器を使うときに限られず、日常の関わりの中で常に行えるものである。
4 ○観察は、言葉による訴えだけでなく表情・しぐさ・姿勢・顔色などの非言語の様子を意図して見て、利用者の状態や思いをとらえる援助の基本である。言葉にならない変化に気づく手がかりとなる。
5 ×観察した内容は記録し他職種と共有してこそ援助に活かせ、心にとどめるだけでは不十分である。
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