BPSDへの対応
介護福祉士「食事を拒む」の問題
認知症のある人が食事を拒むときの対応として、最も適切なものは次のうちどれか。
1わがままとみなして無理にでも口に運び、決めた量を食べきってもらうようにする。
2食べないのは本人の自由として、理由を考えず食事をそのまま下げて関わらない。
3拒む背景(体調・口腔の状態・環境・食器が分からない等)を探り、原因に応じて工夫する。
4食事を拒むたびに本人を強く叱り、このまま食べないと体に良くないと困ることを繰り返し説明して、本人を理屈で納得させようとし続けるのがよい。
5本人の前で『また食べない』と他職員に告げ、拒むことを大げさに扱うようにする。
正解
3.拒む背景(体調・口腔の状態・環境・食器が分からない等)を探り、原因に応じて工夫する。
食事拒否の背景には、痛みや体調不良、義歯の不具合、便秘、環境の落ち着かなさ、食べ物や食器が認識できない失認など多様な要因があり、原因を探って姿勢・環境・声かけ・食事形態などを工夫することが本人本位の対応につながる。
?選択肢ごとの解説
1 ×わがままと決めつけ無理に食べさせるのは誤嚥や不信を招き、適切でない。
2 ×理由を考えず下げてしまうのは背景への配慮を欠いている。
3 ○食事拒否の背景には、痛みや体調不良、義歯の不具合、便秘、環境の落ち着かなさ、食べ物や食器が認識できない失認など多様な要因があり、原因を探って姿勢・環境・声かけ・食事形態などを工夫することが本人本位の対応につながる。
4 ×叱責や説得は不安を強め、拒否を悪化させる対応である。
5 ×本人の前で拒否を大げさに扱う発言は自尊心を傷つける。
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