障害者家族の支援
介護福祉士「家族支援」の問題
【事例】Dさん(40歳・男性)は重度の知的障害があり、高齢の母親と二人で暮らしている。母親は『自分が元気なうちはよいが、この先が心配だ』と話している。母親への対応として、最も適切なものは次のうちどれか。
1介護は家族が担うべきものであるとして、高齢の母親に対し今後も一人で支え続けるよう励ますだけにとどめる。
2将来の心配は気にしすぎだと伝え、今は何も準備しなくてよいと安心させて話を終える。
3母親の不安を受け止め、利用できるサービスや相談先を一緒に考え将来に備える支援をする。
4本人のことだけ支援すればよいとして、母親の心配や将来への不安は支援の対象にしない。
5施設入所しか方法はないと決めつけ、在宅で続ける選択肢は示さないようにする。
正解
3.母親の不安を受け止め、利用できるサービスや相談先を一緒に考え将来に備える支援をする。
障害のある人と家族を支えるには、介護を抱える家族の負担や『親なき後』の不安を受け止め、サービス利用や相談支援、後見制度などの情報を共に整理して将来に備えることが重要である。
?選択肢ごとの解説
1 ×家族に一人で支え続けるよう励ますだけでは負担や孤立を招き、適切でない。
2 ×将来への不安を気にしすぎと退けるのは、家族支援の視点を欠いている。
3 ○障害のある人と家族を支えるには、介護を抱える家族の負担や『親なき後』の不安を受け止め、サービス利用や相談支援、後見制度などの情報を共に整理して将来に備えることが重要である。
4 ×家族も支援の対象であり、本人だけを見ればよいわけではない。
5 ×入所を一方的に決めつけず、在宅継続を含め選択肢を一緒に検討すべきである。
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