権利保障
介護福祉士「障害者権利条約の当事者参画」の問題
障害者権利条約の理念を象徴する標語『私たち抜きに私たちのことを決めるな』が表す考え方として、最も適切なものはどれか。
1障害に関する施策は専門家のみで決定し、当事者の意見は参考程度にとどめるべきだという考え方である。
2障害のある人の保護をなにより最優先し、本人に代わって家族が方針のすべてを決めるべきだという考え方である。
3障害のある人への支援は善意の慈善であり、施す側の裁量に委ねるべきだという考え方である。
4障害のある人に関わる政策や決定の過程に、当事者自身が主体として参画すべきだという考え方である。
5障害のある人の課題は、医学的な治療や機能回復によってのみ解決されるべきだという考え方である。
正解
4.障害のある人に関わる政策や決定の過程に、当事者自身が主体として参画すべきだという考え方である。
『私たち抜きに私たちのことを決めるな(Nothing About Us Without Us)』は、障害者権利条約の策定過程でも掲げられた標語で、障害のある人に関わる政策や決定には当事者自身が主体的に参画すべきだという、当事者参画と自己決定の理念を表す。
?選択肢ごとの解説
1 ×専門家のみで決め当事者の意見を参考程度とするのは、当事者参画を否定する真逆の考えである。
2 ×家族が本人に代わって決めるべきとするのは、本人を決定の主体から外す点で標語に反する。
3 ×支援を施す側の裁量に委ねる慈善モデルは、当事者を客体扱いする古い発想で標語と相いれない。
4 ○『私たち抜きに私たちのことを決めるな(Nothing About Us Without Us)』は、障害者権利条約の策定過程でも掲げられた標語で、障害のある人に関わる政策や決定には当事者自身が主体的に参画すべきだという、当事者参画と自己決定の理念を表す。
5 ×課題を医学的治療のみで解決するとみなす医学モデルは、社会参画を説く標語とは別の立場である。
この問題の「深掘り・誤答の完全解説・試験のコツ・覚え方」はアプリで。
無料ではじめる →介護福祉士の全問を、一問ごとにAIの8-ways解説つきで。SRS暗記カード・全真模試・弱点診断まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 介護福祉士 · kaigo-s1-w3-0004
