個別ケア計画
介護福祉士「本人本位の計画」の問題
【事例】Fさん(78歳・男性)は脳梗塞後の軽い麻痺があり、『もう一度、自分で風呂に入りたい』と話している。介護過程でFさんの計画を立てる際の方針として、最も適切なものは次のうちどれか。
1転倒の危険があるため入浴の希望は取り上げず、全身を清拭で済ませる計画にする。
2Fさんの『自分で入りたい』という思いを踏まえ、できる動作と必要な支援を見極めて計画する。
3希望は聞くだけにとどめ、ほかの利用者と同じ一律の入浴方法を当てはめる計画にする。
4本人の意向よりも職員の手間を優先し、最も介助の少なくて済む方法を本人に合わせて選んで決めさせる。
5麻痺があるので自分での入浴は不可能と判断し、希望はかなえられないと伝えて終える。
正解
2.Fさんの『自分で入りたい』という思いを踏まえ、できる動作と必要な支援を見極めて計画する。
本人の望む生活(自分で入浴したい)を中心に、残存機能でできる動作と安全のために必要な支援を見極め、手すりや見守りなどの工夫を組み込んだ個別計画を立てることが、自立支援と本人本位のケアにかなう。
?選択肢ごとの解説
1 ×危険を理由に希望を取り上げず、安全に行う方法を計画で工夫すべきである。
2 ○本人の望む生活(自分で入浴したい)を中心に、残存機能でできる動作と安全のために必要な支援を見極め、手すりや見守りなどの工夫を組み込んだ個別計画を立てることが、自立支援と本人本位のケアにかなう。
3 ×希望を聞くだけで一律の方法を当てはめるのは個別性の尊重に反する。
4 ×職員の手間を優先するのは本人本位に反する。
5 ×麻痺があっても工夫次第で入浴を支えられ、不可能と決めつけるのは適切でない。
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